脳に合う文章。

普段、頭のなかでもやもや~と感じているんだけど、
実際そのことを伝えようと思うと実態をもたないもの
だったりすることがある。
概念というか、なんといか、とにかく形(言葉)になってない。

画像


でも、エッセイを読んでいると、そのモヤッとして
カタチのなかったもののことがズバッ!と
書いてあって、「そうそうそうそう!」って思うときがあります。
“決して万人が好む美味い料理では無いけれど、
自分の口に合う料理に出会えた”の文章版みたいな。
「脳に合う文章」といえばいいのかな(いや、微妙にわかりにくいぞ)


小学生のころ、そんな文章を書いてくれる人はさくらももこだった。


ちびまる子ちゃん 1 (りぼんマスコットコミックス (413))
集英社
さくら ももこ


Amazonアソシエイト by ちびまる子ちゃん 1 (りぼんマスコットコミックス (413)) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



自分も姉がいたし、イマイチどんくさくて妄想ばっかりしてて
勉強はあんまり得意じゃなくて・・・と、まるちゃんに近かったから
親近感があったかもしれない。

エッセイの「もものかんづめ」「さるのこしかけ」「たいのおかしら」
「そういうふうにできている」は大好きで何度も読み返し、
当時は作文を書くとさくらももこ風の文章になっていたもんだ。


ところが、あるときを境に(何がきっかけだったかわすれたが)、
さくらももこの作品を面白いと思えなくなり、さらに
モヤッとしたものを消化してくれなくなってしまった。
というか、彼女自身にいろいろモヤッとしたなぁ



次に表れた脳に合う文章を書く作家さんは、
これまた漫画家だけど新井理恵。
この場合は脳に合う漫画になるのかな?


×ーペケー 1 (小学館文庫 あE 4)
小学館
新井 理恵


Amazonアソシエイト by ×ーペケー 1 (小学館文庫 あE 4) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



出会ったのが高校生の頃、そして彼女の作品「×ペケ」が
丁度高校を舞台としていたので、そこにはまったのかもしれない。



二十歳の頃は田口ランディだった。


スカートの中の秘密の生活 (幻冬舎文庫)
幻冬舎
田口 ランディ


Amazonアソシエイト by スカートの中の秘密の生活 (幻冬舎文庫) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル




学校を卒業して仕事をはじめ、ちょうど不器用ながらも恋愛を経験し、
初めて体験するいろいろなことに、ちょっと心がくたびれて
オーバーヒート気味だったんだと思う。
彼女のスパッとした語りに、目の前が開く思いがした。

んが、田口ランディもある時期からずれを感じるようになった。
そして、当時あれほど読んだランディのエッセイ、
いざリンクを張ろうと思ったらタイトルがまるで思い出せねーでやんの。



その後は米原万理、群ようこなど女性のエッセイを中心に
読んでいったけど、もやっとを消化してくれるひとには
なかなか出会えなかった。
米原万理女史のエッセイは、いわゆる“東側の目線”を
紹介してくれるし、彼女のもつ独特の感性は
とっても勉強になるし、大好きですよ。でも今回の話では違うのよ




そんな貴重な「脳に合う文章」を書く人ですが、
最近になってまた出会うことが出来た。




伊集院光だった。


のはなし
宝島社
伊集院 光


Amazonアソシエイト by のはなし の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル




彼のラジオでのトークが大好きで、
中学生のころから聞いているから、
それに影響されている部分も大きいと思うけど。

イロイロと、脳にしっくりくる。

またある程度年をとったら伊集院も違うと
感じるようになるのかもしれないけど、
今はこの「自分の言葉になってなかったぼんやりした
概念を文章にしてくれている感じ」を存分に味わいたいと思う。




↓ブログランキング参加中!ぽちっとクリックお願いします!
ランキング
クリックするとブログランキングに投票されます



のはなしに
宝島社
伊集院 光


Amazonアソシエイト by のはなしに の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



のはなしさん
宝島社
伊集院 光


Amazonアソシエイト by のはなしさん の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


この記事へのコメント

☆まがり★
2010年10月16日 09:24
さくらももこのちびまるこちゃん
始めてリボンに読み切りで登場したとき
「これは来る」
って思ったのを鮮明に覚えてる(歳がばれる)
まあ、売れ過ぎると色んな勢力が作品に
影響を及ぼす
ドラゴンボールも本人の意志から
完全に離れた国際社会での
経済活動に影響を及ぼす作品になってしまった
しかもさくらももこは私生活でも色々
ありましたからな
逆にサイバラはあれだけ色々あったのに
作品への影響は軽微な方では無いだろうか
最愛の人を亡くした時作品がどうなるか
非常に心配したが意外な程あっさり
再開されたのには驚いた

変わっちゃったってか
本当の自分を出し始めてちょっと疎遠になって
しまったのはDPZのライターの大塚幸代さん
最初はいかにも中央線沿線のサブカルライター風で
それがなんとも言えず良かったのだが
最近は自由に書かせてもらえるようになった風
中の自分を押し出してきたらすげー
なんかどよどよ文章で暗い
嫌いじゃない人なのに読み難くなってしまった
すげーインナーワールドなのよね~
いこ
2010年10月16日 11:05
まるちゃんは最初の方は読んでたなぁ。
モモのかんづめやサルノコシカケも読んだなりよ。
小学生の頃は自分と同じ立場(小学生)だけど違う時代を生きてたんだなと、それが面白かったのを覚えてます。

ペケなつかしいw
高校の時少し読んでいたけど、笑える部分とシックリこない部分があってでも気になって読んでいたです。
イナバ兄弟と山本んとこが好きでした。

「のはなし」はおもしろそうやなぁと思いつつもアマゾンのカートに入れたまま放置なのでまだ読んでいないなり。
近々読みたいであります^^

形にしにくいものを言葉にするって難しいよね。
うちも最近それを強く感じています。
でも、そゆのを作者が自分なりに「あーかなーこーかなー」とか言いながらそれぽい形にしてくれている文を読んだ時はかなり感動があるよね。
それを延々と考えてて捏ねくり回してる人の文もおもしろいw
私も自分なりの答えがでない限りはずっとずっと捏ねくり回したいなぁと思いました。
どの時代にどういう本と出会うかって大事やね。
2010年10月17日 01:25
>☆まがり★さん
確かに、サイバラはぶれないね~
書く内容は変化しているけど、
芯の部分にぶれがない感じ。
今後、子供たちが思春期に突入して
どう変わるのかな・・・と
楽しみなのであります。


2010年10月17日 02:00
>いこさん
まるちゃんて、親の世代と自分の世代の
間にいる世代・・・な感じだったな。

ペケは2~6巻が好きです。
岡本夢路は私のことかと思ったww
イナバ兄弟とかルイルイとか
干支ウォーリヤーズとか・・・
個性的なキャラがステキすぎたぜ。

のはなし、場所によっては図書館にも
置いてあるぜ(大田区はあった)。
伊集院のはこねくるまわしてる系かな。
ツユ
2010年10月18日 14:01
さくらももこについては、キョウコちゃんと同じに
急に読めなくなりました。
小学生のときは、このひとのエッセイ面白いな、と思ってたけれど
中学か高校くらいのときにモヤっとして嫌いにw

キョウコちゃんにはぜひ三浦しをんのエッセイをお薦めします!
とりあえず極め道から読んでみてほしいです。
エッセイでなくても、斉藤美奈子(文芸評論家)も面白いですよ。
著作ラインナップだけでも見てみて下さい。
2010年10月19日 10:46
>ツユさん
私も読めなくなったのは中学か高校の頃
でしたね。ページ開いても「???」で。
あれか。大人の階段か?

三浦しをんさん、名前は存じ上げてましたが
まだ未読でした。図書館にあるみたい~
今とりかかってる本が終わったら
読んでみます!(・∀・)ノ

この記事へのトラックバック